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勉強・自学自習・学習

2010年04月06日

突然ですが、みなさんは、勉強好きですか?
私は、勉強が嫌いです!
塾を経営している身でありながら、
とんでもない、発言と思われるかもしれませんが、
やはり、勉強が嫌いですね。

理由は「勉強」という言葉の中に、強制力があるからです。
「勉強」の「強」という漢字が
「強制する」という意味があるからなんですね。
ですから「勉強室」「勉強机」「勉強部屋」
すべてが、牢獄のように感じるんですね。
これって、私だけの感覚ですかね、

学校は勉強するところ・・・
ものすごい強制力を感じますね。
子供たちの知的好奇心を奪っているのは、
実はこの「勉強」ではないかと私は思っています。

それに対して「自学自習」・「学習」という言葉は好きですね。
子供に対して「勉強しなさい」とは言いますが、
「学習しなさい」とは、言いませんよね。
「学校に勉強しに行く」とは言いますが、
「学校に学習しに行く」とは言いませんよね。
逆に
「調べ物学習」とは言いますが、
「調べ物勉強」とは言いませんよね。

やはり、学習には「強制力」はなく、
「自ら進んで学び、自ら進んで習うという自学自習」のイメージがあり、
この言葉の中に、「自主性」を感じるんですね。
みなさんは、そんな、感覚はありませんか。

私は、この、「自主性」を育てることが、
「本物の学力」を育てることにつながると思っています。

でも、最近の学習塾は、「学習」と言いながら、
かなり「強制力」を伴っていいるような気がしますよね。
むしろ、学校よりも「強制力」がつよいかも・・・!

そこで提案です。
子供たちに「勉強部屋」を与えるのではなく、
「学習部屋」を与えるようにしましょう。
そうすれば、
子供に本物の学力をつけることができると思いますよ。

「学習部屋」とは、知的好奇心を満たすような部屋のことです。
子供の知的好奇心には、学年はありません。
「これって何だろう?」
「それは中学になって勉強するから、今はやらなくていい!」
これでは、子供の知的好奇心の芽は潰されてしまいますよね。
「この≪鯛・鰹≫って漢字、面白い!」
「今習っている漢字も書けないのに、そんな難しい漢字は覚えなくても良い!」
これでは、「学習」が「勉強」に
「知的好奇心」が「強制労働」に変わってしまいますよね。

子供たちが知りたいと思ったことを、即調べられるような部屋、
それが私の提案する「学習部屋」です。

たとえお子様が小学生でも、
中学・高校の学習参考書や、辞書類が並んでいる部屋、
小学生向けの読み物だけではなく、大人が読むような本の並んでいる書棚
そういうものがきれいに整理・整頓されている、部屋、
そういう部屋を与えてあげると、本物の学力につながるきっかけになると思いますよ。
あくまで、きっかけですが!

ちなみに、学舎クエストでは、
小学生から、大学受験生まで、幅広く生徒が学んでおり、
小学生の参考書から、中学受験・高校受験・大学受験の参考書まで、
すべて揃っています。
小学5年生に、高校化学の元素記号一覧をコピーしてあげたりもしています。
それを、一週間では覚えてきますよ。
化学が苦手な高校生からすれば、
殴りたくなるかもしれませんね。

受験シーズンが終わった今、
周りの受験を終えたご家庭から、資源ごみとして出される学習参考書を
もらってきて、お子様の部屋をレイアウトしなおし、
「勉強部屋」を「学習部屋」に変えてみませんか。
わが子の「知的好奇心」に驚かされるかも知れませんよ。

ただし、参考書の調べ方(索引の使い方)だけは、
教えてあげてくださいね。



Posted by 大山の琉 at 11:24│Comments(0)自主学習
 
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